週次レビューでバックアップ

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 パソコンの中で最も貴重で価値あるものは、HDD内のデータです。どんなに高額なパーツも、壊れたら交換がききますが、 データだけは壊れたらそれでアウトです。
 データバックアップは万が一の事態にそなえる重要な保険です。

 と、改めてバックアップの重要性を説かなくても、重要性については理解してもらってると思います。しかし、 定期的なバックアップとなるとこれが面倒で、自動化しない限りはついついおろそかになってしまいます。

 吉田は不精者なので、データバックアップは自動化した上で2重化しています。ひとつは、別のPCにデータフォルダをミラーリングし、 もうひとつはAcronics True Imageで、データフォルダをシャドウドライブにバックアップしています。
 基本的に自動バックアップ先は別のHDDになります。HDDは衝撃に弱く、製品そのものに寿命があるものなので、 本質的にはバックアップに向きません。しかし、やらないより遙かにマシです。

 より安心感を求めるなら、DVDやCD-Rなどの光学メディアへのバックアップが必要になります。しかし、 一般的な光学メディアの容量は650MB?4.3GBと数百GBがあたりまえのHDDに比べると、いささか容量不足の感が否めません。 そこで、フォルダ単位に分割して複数のメディアにバックアップするなどの工夫が必要になります。

 しかし、フォルダやデータ単位で複数のメディアにバックアップするのは、表情に面倒です。 HDDまるごとバックアップできるなら多少は楽になるのですが。この面倒が結果的に、バックアップを取ることから遠ざけてしまいます。

 バックアップは定期的に取らなければ意味がありません。そこで、週に1回必ずバックアップを取る日を設けることをお薦めします。 例えば、GTDの週次レビューの日に行うのが最適です。週次レビューはパソコンよりも紙に向かうことの方が多いため、 空いている時間にデータのバックアップを取らせます。
 このとき、フォルダ単位でミラーリングしてくれる各種ソフトを利用するとより容易になります。

 光学メディアへのバックアップの秘訣は、1週間のスケジュールに組み込んでしまうことです。 これで最低週に1回はデータバックアップが取れます。その間の細かいバックアップを取りたい場合は、 自動処理しやすい別PCやNASのHDDへのバックアップを行うようにしましょう。

コメント

吉田さん

なにか痛い目にあったのでしょうか。
私は日記をUSBメモリーに入れておきましたが、
ある日、フォーマットされていません、と出てきました。1年分の記録が消えてしまいました。
それ以来、USBメモリーは信頼してません。
ハードディスクへのバックアップですが、私は年に1度くらいですね。それではいけないので、LAN接続のHDDを考えています。どんなものでしょうか。

投稿者 karibu : 2007年12月15日 16:55

痛い目にはずいぶんと遭いましたよ。吉田のPCスキルはHDDのトラブルで培いました(笑)。
また、パソコンの中に入っているデータは、まさに財産なのでバックアップにはかなり気を遣っています。

USBメモリはフラッシュメモリを使用しています。フラッシュメモリは電源が供給されなくても内容が保持されますが、書き込み回数に上限があります。それでも100万回以上ですが。頻繁なデータバックアップにはあまり向かないと思います。

NASですが、吉田はまだ導入してません(サーバーに使ってるPCが2台も稼働しているので)。ちょっと古い情報ですが、KURO箱とかLinuxが入っているNASがいいかと思います。あるいはバッファロー製も定番ですかね。

投稿者 吉田章太郎 : 2007年12月15日 18:52

こんばんは。

結局、USBタイプの外付けHDDを買ってしまいました。私の場合は、10Gもあれば足りるのですが、160Gを買ってしまいました。
今までPCカードを入れて使っていましたので、これでずいぶんと簡単になります。

投稿者 karibu : 2007年12月18日 00:05

吉田はリムーバブルストレージを利用しています。
http://www.owltech.co.jp/products/mobile/mobile.html
こっちも便利ですよ。

小生は競馬データだけでも結構な容量になるので、大容量ディスクに分散配置しています。時系列オッズデータがかなりでかいです。

投稿者 吉田章太郎 : 2007年12月18日 13:11

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