競馬検証時の基準とは?

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 競馬で勝つためには、検証が必要だと吉田は感じています。実践を検証の代わりにしてもよいですが、結果が出るまで負け続ける上、 客観的な判断が下せないため、競馬開催日以外にシミュレーションする方法が最も手っ取り早く、安上がりな方法です。

 多くの人は検証にTARGETを利用していることだと思います。吉田もTARGETは利用していますが、 TARGETは万人向けな分検証という観点ではやや使いづらい部分があります。

 今年に入り、EveryDB+SQL Server2005という形で吉田もまともな検証環境を手に入れました。 今はまだ自分用の予想ソフト(スピード指数系)を構築している最中ですが、特別登録のロジックの見直しをしたりしていると、 あれこれ検証してみたい誘惑に駆られます。

 競馬は突き詰めるとデータとの戦いですから(過去のレース振りを見るという行為も、データ分析の一種と考えています)、 検証作業は重要です。

 さて、検証時によく用いられる指標は、勝率、連対率、複勝率、回収率(単勝)、回収率(複勝)でしょう。 どのような着眼点でも最終的に馬券に結びつけることを考えると、これらの指標に落ち着いてくるのは自然な流れです。
 しかし、比較対象がないと出てきた数値の位置づけができません。何と比較すべきでしょうか?

 最もシンプルに考えるならやはり、単勝1番人気のデータと比較すべきです。その理由を簡単にまとめます。

  • 単勝1番人気は締め切り10分前でも確定後でも大きく変動しない
  • 年ごとのデータを比べても、比較的数字が安定している(多少の変動はある)
  • どのレースにも存在する
  • 競馬の実効回収率75%に近い数字が出る

 単勝馬券はどのレースでも発売があり、しかも余計なことを考えなくても誰でも買える馬券です。また、JRAは寺銭として25% を取っています。単勝と複勝については20%とされていますが、実際に回収率を集計すると75%前後に収束します。 特に重要なのは回収率が実効回収率に収束する点です。投資金額から寺銭を引かれた金額に収束することは基準としてとても重要なことです。

 実際に何かと比較する場合は、単勝1番人気の数字と比較し、その有効性を探るようにします。

 人気  着度数                勝率 連対 複勝  単回 複回
--------------------------------------------------------------
1番人気 9240-5307-3457- 9382 / 27386 33.7% 53.1% 65.7% 76% 82%
2番人気 5214-5031-3901-13238/ 27384 19.0% 37.4% 51.7% 79% 80%
3番人気 3645-4032-3609-16101/ 27387 13.3% 28.0% 41.2% 81% 78%

 

 

 

 

 

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