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(1)回線の異常

　速度測定サイトによると下りは68.05Mbpsでていますが、上りは1.130Mbpsとアンバランスです。 うちの回線はB-Fletsマンションタイプですが、導入当初上りは20Mbps程度ありました。 ベストエフォートなので誰かが回線を占有している可能性も考えましたが、 最も回線を占有するWinnyなどのファイル交換ソフトを利用しているなら、下りのパフォーマンスが低下するはずです。 ここまで上りが低下するのは考えにくいです。回線異常も考えられますが、下りが出過ぎています。

(2)ルータの問題

　吉田宅のルータはマイクロ総研のSuperOptAirというルータです。無線LAN対応ルータですが、 無線APが壊れたので無線はバッファロー製のAPを導入しています。
　問題を切り分けるため、LAN内のファイルサーバーに対し、FTPでファイル転送を行いました。 下りは平均転送速度1800KB/s(14.4Mbps)に対し、上りは1200KB/s(9.6Mbps)程度です。 ここでもアンバランスになってます。
　無線LANによるFTP転送では、下り1200KB/s(9.6Mbps)に対し、上り350KB/s(2.8Mbps)程度です。

　テストに使ったファイルサーバーと有線ではGigabit Ether(1Gbps)で接続されており、 無線では802.11g(54Mbps)で接続されています。回線のロス等を考えてもそれぞれのスループットは理論値の30％ である300Mbps、16Mbpsぐらいは出ても良いはずです。

　そもそも外部の回線よりもスピードが出ていません(プロトコルの違いは別として)。原因はココかもしれませんね。

(3)ISPの問題

　ISPにはIIJmioを利用しています。取りあえず、pingやtracertの結果、 ISP側に何か問題が起きているようには見えません。また、IIJが公表しているトラフィックのグラフを見ても、年末年始は20％ 程度の負荷しか掛かっておらず、ISPには問題がないように思えます。

　結論から言うと、(2)のルータが最も怪しいようです。取りあえずFTTHの契約の際にレンタルしたルータがあるので、 競馬開催終了後にテストしてみたいと思ってます。
　ものが壊れるときは、一気に連鎖するもので新年早々先が思いやられます。