競馬予想は時計が基本

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 吉田はタイム分析を中心に、オッズ、サイン、厩舎戦術など馬券術も利用しています。これら多種多様な馬券術を経験していく中で、 やはりタイム分析が吉田の基本であることを認識しています。
 オッズその他の馬券術にも優れている部分や良い点はありますが、客観的事実と論理的な予想構築ではやはりタイムに軍配が上がります。

 タイムのよいところは、公式記録としても残っている客観的な事実を利用している点です。 オッズのように時間とともに経過するものではありません。オッズの場合、時間とともに得票率が変化するため、 どの時点でのオッズを見ているかが重要になります。
 吉田がやっているオッズ分析は異常オッズ分析なので、時系列の変化を捕らえる必要があり、時間軸は切っても切れない関係にあります。

 サインもオッズも基本的なアプローチは同じです。おかしな所、歪みを見つけることに全力を傾けます。ただ、 そこから導かれた答えには客観性がないため(主観で判断せざるを得ない)、確定するまで正しい判断であったかは判断がつきません。もちろん、 タイムにも同様のことが言えますが、予想段階での不確実性はオッズに比べると薄くなります。 
 それ故、ひとつの基準になるのではないかと考えています。

 タイム予想というと早いタイムばかりに目がいきますが、最近はそこに不確実性が残っていると考えています。つまり、 「タイムと着差の間にあるもの」で触れたように、例え高い指数が提示されていても、 12着とかふがいない成績も含まれているという点です。

 スピード指数をはじめとするタイム理論は走破タイムのみに着目しているため、速いペースでレースを不引っ張った馬がいると、 単に追走していた馬にも高評価を与える傾向にあります。また、強い勝ち方をしても、レース自体がスローならばタイムは遅くなり、 低評価になります。
 これらの問題を解決するために、タイムフィルターなど改良型のタイム理論も考案されています。

 しかし、タイムのみに着目している限り、精度は違っても結論は同じ所に行き着くと思ってます。タイム理論が、 もう一段昇華するためには、タイムと内容の両方を評価する必要があるのではないかと思ってます。

 穴馬を見つける事にかけては、サインやオッズに軍配が上がります。吉田は穴検知自体よりも、 指数の信頼性を高める方向を研究してみたいと思ってます。これが今年のテーマです。

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