Vistaはいらない子?

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 2007年1月末に発売されたWindows Vistaですが、あまり評判は宜しくありません。 WindowsXPの時もその前のバージョンである2000に比べてパフォーマンスが落ちるなど、あまり評判は良くありませんでした。 それでもSP1がリリースされたあたりから、諸問題も解決されて次第に使われはじめました。

 吉田がWindows XPに乗り換えたのは2005年5月です。XPの発売が2001年11月だったので、結構時間が経ってますね(たしか、 今使っている環境は、このときに構築したものなので、そろそろクリーンインストールしてすっきりさせたいところです)。
 発売当初に購入して一度はインストールしたのですが、パフォーマンスが悪いのと、 MPEGやWMVなどの再生時に不具合が出たので使用を辞めてしまいました。

 Windows Vistaも2008年3月にSP1がリリースされましたが、今後はどうなるのでしょうか?  技術系のニュースサイトでは、VistaSP1でもXP SP2よりもパフォーマンスが落ちると書かれていますし、 当のMicrosoftもVistaを見捨てに掛かっている感があります。 Microsoftの上級幹部もVistaを使いたがらないそうで、 自分たちが作ったものが使えないのでは一般顧客層の我々も使いたいとは思いません。

 吉田もテスト環境としてのVistaは用意してますが、メインで使う環境をVistaにしたいとは思いません。 一番の理由はうざったいUACです。何をするにも問い合わせのウィンドウが開き、コピー1つとってもXPよりも格段に遅くなります。
 もうひとつの理由は、レジストリへの書き込みが制限されているため、ActiveX系の開発に支障が出ることです。 シンプルぱっと2や各種DLLはActiveXなのでコンパイルすれば、自動的にレジストリに登録されます。しかし、 VistaはUACではねられるため、レジストリへの登録は手動で行う必要があります。

 それでもVistaが普及してみんなが当たり前のように使えば、吉田も本腰を入れて乗り換える準備をするところですが、 参考記事にあるようにMicrosoftがVistaを短命のOSと見ているのであれば、メイン環境は移さないでしょう。

 XPは熟成されて今ではかなり使い勝手のよいプラットフォームになりましたが、Vistaはどうなるのでしょうか?  ユーザーの使い勝手が悪く、メモリやビデオカードの要件の高いOSはXPよりもハードルが高いでしょう。さらに、 64ビットと32ビットの混在環境も事態を複雑にしているような気がします。

 ユーザーはOS上で思い思いのアプリを走らせて、文章作成やネットなどの目的を達成します。 プラットフォームはあくまでも脇役なのです。Microsoftがユーザーや開発者を振り回さず、 Windows2000のような珠玉のOSを作ってくれることを願っております。

参考記事:

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