競馬予想の難しさ

Posted on :| コメント (0)

 仕事を持っている人なら、ある職業に従事して10年も修行すれば一人前になれることをしっています。もちろん、 まじめに取り組めばの話ですが。
 しかし、競馬をはじめとしたギャンブルは、年数を経ても上達しないことが多々あります。

 なかなか上達しない理由のひとつは、予想しかせず復習も検証もしない場合です。 これでは今日の負けが明日にいかされることはありません。同じ過ちを繰り返すことになります。

 もうひとつの理由として、経験が蓄積されずらい事が挙げられます。人は経験を積むことで物事に対するノウハウを確立できます。 しかし、競馬の場合は2度と同じレースは存在しないため、過去の経験をその都度アレンジする必要があります。そういう意味で、 非常にクリエイティブな作業といえるでしょう。

 クリエイティブはいいのですが、毎回手法を変えていてはどうしても行き当たりばったりになってしまい、 いくら復習しても追いつきません。

 では、どうするか? ノウハウに相当するものを自分自身で構築するのです。昔から言われている「競馬の格言」 もノウハウの一種でしょう。あそこまで飛躍する必要はないので、自分の予想法の中で、枠組みを組み立ててみてはどうでしょうか。

 例えば、

  • レースの選定基準
  • 軸馬の選定基準
  • ヒモの選定基準
  • 人気馬への判断基準
  • 穴馬の判断基準
  • 馬券の組み立て
  • 資金マネージメント

 いろいろな分野で自分なりの方法があると思います。これをきちんと紙の上で明文化しておくのです。 それで予想の祭にはそのルールを出来る限り忠実に守るようにします。もちろん、可能なら統計的な検証が出来た方がよいでしょう。

 このような枠組みのことを「フレームワーク」と言います。競馬予想ソフトが一定の成績を上げられるのも、 このフレームワークに従っているためです。自分の予想法を見つめ直すのにも有効な手段ですので、一度試してみてはどうでしょうか?

コメント

コメントフォームに記入し投稿してください





Search
最近の記事
カテゴリー
過去の記事
Comments
TrackBacks
Feed
Powered by