競馬場毎のタイムの出方

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 タイム分析の一環で、コース毎のタイムの出方を求めてみました。当初、TARGETのタイム分析を利用してみましたが、 思ったような出力が出ないのでEveryDB+自作ソフトで2005年?2007年の3年間のタイムを算出しました。

■タイム分析の条件

  • 2005から2007年の3年間を集計
  • 中山競馬場を基準とした
  • 500万下から1000万下の、2-3着馬の平均タイムがベース
  • 良馬場限定

■競馬場ごとのタイム差

 

 

芝1200m

芝1600m

芝1800m

芝2000m

中央値

平均値

判定

札幌

1.2

 

0.7

0.9

0.9

0.9

遅い

函館

1.6

 

1.2

1.2

1.2

1.3

遅い

福島

0.8

 

-0.6

-0.4

-0.4

-0.1

平均

新潟

0.7

-0.1

-1.5

-1.3

-0.7

-0.6

速い

東京

 

0.0

-1.0

-0.9

-0.9

-0.6

速い

中山

01:08.9

01:34.8

01:49.2

02:01.8

0.0

0.0

平均

中京

0.2

 

-0.8

-1.0

-0.8

-0.5

速い

京都

0.1

0.0

-1.6

-0.3

-0.2

-0.5

速い

阪神

0.6

0.1

-2.0

0.4

0.3

-0.2

平均

小倉

-0.2

 

-1.1

-0.7

-0.7

-0.7

速い

 

 コースによって存在しない距離があるので、判断に迷いました。基本的に中央値で判断しています。 中山よりも0.5秒以上時計が速ければ「速いコース」、逆に中山よりも0.5秒以上時計が遅ければ「遅いコース」と判断しています。ただ、 京都はこのルールに従うと平均コースになりますが、1800mのタイムが飛び抜けて速いので、「速いコース」に分類しました。 阪神は芝1800mのタイムは速いのですが、2000mが逆に時計が掛かっているため、平均コースと判断しています。

 北海道2場は、洋芝のオーバーシードの割合が多いのか、全体的に時計が掛かっています。

 以外なのは福島ですね。イメージ的にはもっと時計が掛かっている印象でしたが、中山よりもタイムが速かったわけです。

 なるほどと感じたのは、芝1600mのタイムです。1600mのレースは主場4場+新潟しかありませんが、 他の距離のタイム傾向によらず、±0.1秒以内に収った点です。1600mというのはタイム理論において、基準となる距離ですが、 数字の上からも納得です。

 距離によってタイムの出方がバラバラなのは、コーナーの数などコース形態によるところが大きいと思います。 この辺はもう少し掘り下げていきたいと思ってます。

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