騎手の入れ替えはいつ起こるか?

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 以前、武豊が調教師になるつもりなら、早ければ今年中に引退するのではないかという記事を書きました。その最大の理由は、 父親である武邦彦調教師が定年を迎えるためです。一から厩舎を立ち上げるのであれば話は別ですが、 父親の厩舎を引き継いだ方がスムーズに事が運ぶと思われます。

 吉田はもう3、4年あとだと思っていましたが、父親の引退のこともあり最短で今年という結論を導きました。 調教師として長く続けるのであれば、40代前半で騎手を引退する必要がありますし、昨今の馬房不足は結構深刻だという話もあります。

 さて、武豊と同世代の騎手はどうなのでしょう。安藤勝巳騎手(48歳)、蛯名正義騎手(39歳)、横山典弘騎手(40歳)、 中館英二騎手(43歳)と、昨年のリーディング上位の騎手で適齢期を迎える騎手は全部で4名います。

 安藤克巳騎手はもともと地方からの移籍騎手ですので、調教師の道は難しいと思っています。 岡部元騎手同様50歳になっても馬乗りを続けるつもりでしょう。

 あとは中館、蛯名、横山の計3名です。1000勝以上を挙げた騎手の1次試験免除特権はすでになくなっていますから、 後は彼ら次第ですが、岡部元騎手や東元騎手のようにメディアに露出してタレント化するという道もあるにはありますが、 こちらもそう空席があるわけじゃないでしょう。

 松永幹夫調教師は40歳で2007年に開業しました。彼らも調教師になるなら、 そろそろ引退時期を決めている頃ではないかと思います。

 武、蛯名、横山といえば、90年代のG1戦線で活躍してきた騎手なので、いなくなると寂しくなりますが、 そろそろ彼らもターフから去る日が近づいてきているような気がします。

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