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　サラリーマン時代は拘束時間があったのですが、フリーになるとそれが無くなります。 いつでもどこでも好きなだけ仕事が出来るようになります。何より、通勤に掛かる時間が無くなるのが大きいです。
　しかし、自宅で仕事をするということは、プライベートと仕事の時間が曖昧になることを意味しています。はじめのうちは仕事を進めるため、 ほとんど休み無しで働いていましたが、リフレッシュしないと効率が悪くなるため、毎週水曜日を完全休業日に当てました。 この日は朝からメールチェックすらしません。

　また、仕事の時間をしっかりと管理するため、タイムマップを作り直しました。簡単にいってしまえば、何時までは仕事をして、 それ以後は仕事をしないと決めることです。当たり前のことですが、よほどの追い込みでもない限り、仕事ばかりしていても能率は上がりません。

　自宅で仕事をするようになって次に困ったことは、体調管理です。これまで通勤時に1日40分は歩いていたのがいきなり0になると、 体重が増えたり体力が落ちたりという弊害が出ます。
　そこで、毎週3回ジムトレーニングをするようにしています。はじめた頃は週2回でしたが、今は3回行ってます。コレのおかげで、 体重と体脂肪率も落ちました。筋トレのおかげで肩こりも解消しました(はじめの頃はやりすぎて肩を壊したりしたので、 トレーナーの指示に従った方がいいです)。

　最も大きな違いは、すべてが自分の責任になったことです。どんな仕事を取るか、推進するプロジェクトの取捨選択、 営業などすべてを自分の裁量でやる必要が出たことです。
　兼業してたころも、自分の裁量で仕事をしていましたが、 半分サラリーマンでしたから会社の仕事をこなすことで一定の収入は保証されていました。

　しかし、今は保証は無くなりました。仕事をフォローしてくれる人が欲しければ自分で探して雇う必要がありますし、 仕事に対する保険も自分で掛けておく必要があります(例えば、ある製品の販売が奮わなかったなど)。

　1年を振り返り、「仕事は順調か？」と言われれば、ぼちぼちとしか言えません。まだ、新たな収入源(吉田の場合、 請負で一時的に入ってくる報酬はあまり収入源としていません)が確保できていないためです。 キャッシュフローを有無製品の開発は行っていますが、まだ完成していないためです。
　今は未来に投資している状態で、これが実をつけるのは最低でも来年以降でしょう。

　いろいろありますが、「フリーになって良かったか？」と聞かれれば、良かったと答えられます。次の段階は会社設立ですね。