アイコンデザインの難しさ

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 Windowsアプリケーションには、最低一つはアイコンと呼ばれるグラフィックシンボルマークが使用されています。 デスクトップもしくはスタートメニュ内のアイコンをダブルクリックすると、アプリケーションが呼び出されます。
 そのほかにツールバーを備えているアプリケーションは、ツールバーにもアイコンが使われています。文字ではなく絵で認識できるため、 便利な反面避けがたい落とし穴があります。

 吉田にとって、アイコンデザインはかなりの鬼門です。元々あまり絵が得意でないのもありますが、限られたドット、 色数で何かを表現するというのは、普通の絵を描くよりも難易度が高くなります。
 その上、アイコンは視覚的にオブジェクトを認識するための手段ですが、デザインが悪いと返って何を意味しているかが分からなくなります。

 アプリケーションの顔となるアイコンはもちろんですが、メニュやツールバーに使われているアイコンは特に難しいです。 保存や編集といったOfficeなどでおなじみの機能であれば、開発環境に添付されているアイコンを使うことでその手間を省けます。
 しかし、そのアプリケーション特有の機能(例えば、開催情報取得やオッズ出力)の場合は、アイコンデザインが難しくなります。 16×16ドットで誰が見てもその機能だと認識できるアイコンを作る必要があるためです。

 アイコン自体に漢字や文字を利用するのもひとつの手ですが、これは最後の手段です。出来れば絵だけで表現できるのが理想です。

 アプリケーションの顔となるアイコンの場合は、16×16、32×32、48×48ドットのアイコンを作る必要があります。 最低でも32×32ドットのアイコンが必要です。これはアプリケーションの顔ですから、出来るだけ特徴的なアイコンを作る必要があります。
 しかし、競馬ソフトの場合、競馬であることを伝えるために、馬の意匠を利用することが多く、 結果として同じようなアイコンが並ぶことになります。

 アイコンは簡単なようでいて、アプリケーション開発者にとっては頭の痛い作業なのです。有償のソフトの場合は、 思い切って外注する手もあります。吉田はまだ利用したことはありませんが。
 普段何気なく見ているアイコンも、かなりの労力が割かれていると言うことを頭の片隅にでも置いておいてください。

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