オブジェクト指向言語って

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 開発系のネタですが、シンプルぱっと2とかの話ではありません。今日は開発環境の話です。吉田が普段利用しているのは、 シンプルぱっと2などの開発環境であるVB6と、今年から利用し始めたVB2005です。VB2005は.Net Framework2.0で動作する言語で、VB固有命令を使わずに書いてます。

 VBは6と7ではまったく言語仕様が異なります。 VB7(VB.Net2002/2003)からは完全なオブジェクト指向言語になっていますが、言語仕様がこなれていないところもあり、 正直使いづらかったです。

 VB8(VB2005)もVB7同様オブジェクト指向言語ですが、こちらは言語仕様もだいぶこなれて使いやすくなっています。

 VB6とVB2005を比較すると、どちらも一長一短ありますが、コードの書きやすさでいえば、 VB2005の方が作りやすく感じます。それは完全にオブジェクト指向言語となっているためだと思います。 吉田は結構前にオブジェクト指向を独学で覚えましたが、利用する機会があまりなく(会社でもC言語でしたから)、 指をくわえてみているだけでした。

 今年からシンドロームの新バージョンの開発のために、VB2005を使いはじめました。正直、.Net Frameworkの言語なのでC#でもよかったのですが、 過去に作ったソフト資産を移行させるのなら同じVBの方が楽に出来るかと思ってVBを選択しました。1月からソフトを作り出したので、 そろそろ1年が経過しようとしています。

 慣れてくるとVB6よりも2005で作る方が生産性が高いため、 やはりオブジェクト指向言語はプログラマの負担を軽減するために考えられてるなと感じています。

 その一方でバリバリの構造化言語であるMQL4(FXのトレードソフトであるMetaTrader4用の言語)も勉強中です。 勉強中と言ってもこちらはC言語がベースにあるので、改めて勉強する部分は少ないですが。
 このMQL4はVB2005とは大局的で、デバッガーもないため検証作業が大変です。売り買いおよび決済をしてくれるExpert Advisorというソフトを作ってみましたが、ひとつひとつの機能をデモ口座で実際に売買させて確かめる必要があり、改めてVisual Studioに代表される統合環境の生産性の高さを痛感させられました。

 VBも新バージョンのVB2008を利用してみようかとも思ってますが、大枚はたいて買ったVisual Studio2005を無駄にするのももったいないので、当面VB2005を利用すると思います。

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