次期シンプルぱっとの構想

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 シンプルぱっと2のサポート期限は、予定では2011年末です。これはWindows XPおよびVistaのサポート期限に相当します。XPを使い続けるのであれば、シンプルぱっと2は使えるでしょうが、開発環境が古いので、 この辺りを目処に新しいバージョンを出す必要があります。

 実際に開発に着手するのは、2010年後半からになると思います。まだ先の話ですね。でも、 MicrosoftのOS事情によってはシンプルぱっと3のリリース状況は変わると思います。互換性を維持してくれればいいのですが、 Vistaで過去の互換性に疑問符がもたれている以上、1998年に発売された開発環境を使い続けるわけにはいかないという事情があります。

 現段階ではこういう風にしようかという漠然としたイメージしかありません。その中のひとつとして、 2つのエディションと言うのがあります。現行では、開発中のエキスパートエディションを除くと、 ひとつのエディションのみリリースされていますが、昨年実施したアンケートによると、ユーザーの用途は大きく2つに分かれていました。

 ひとつは自動運転を目的としている人。もうひとつは買い目作成を素早く、楽に行いたい人です。割合的には半々くらいですね。
 そこで、買い目作成の省力化を目的とする人と、自動運転を目的とする人を分けることにします。こうすれば根本的にGUIを変更できるので、 操作性その他がより向上すると思います。

 手動ベースのエディションは、現行の設計仕様を引き継ぐ形ですが、三連単を念頭に置いて買い目作成の仕組みを少々いじるつもりです。 現在のやり方では点数が多くなった買い目というのは把握しきれませんので、 フォーメーションセットでまとめたりといった工夫が必要になります。
 手動ベースのエディションには、自動運転機能は付きませんが、オッズや成績の自動更新と言った簡単なものは残しておきたいと思います。 あと、イベントマネージャのごく一部ですね。例えば、買い目が更新されたときに投票するといった物は残すと思います。

 自動運転ベースのエディションは、自動的に買い目を作成する、同じ買い目を適用すると言うことを念頭に置いて設計するつもりです。 ベースは開発中のエキスパートエディションになると思います。実際にエキスパートエディションを投入すれば、 この分野の要望や問題もよりクリアになると思うので、設計にすべてフィードバックされると思います。

 なお、売りになってるActiveXによるAPIですが、API自体は残すと思いますが、 自動運転系のコマンドはすべて内部で処理する内部コマンドに統一したいと思います。その理由は、昨今のアンチウィルスソフトのなかには、 シンプルぱっと2の動作を妨げるソフトが多くあり、トラブルの要因となってるためです。

 シンプルぱっと2のサポート期限としている2011年末まで3年弱あるので、あわてる必要はありませんが、 2本作らないといけないので、始動は2010年ぐらいになります。

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