自分にあった競馬スタイル

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 オッズを利用するにせよ、スピード指数など能力指数を利用するにせよ、自分にあったスタイルというものがあります。 馬券術に何を使うかは、みんなあれこれ吟味しますが、スタイルについてはあまり意識が向かないため、蔑ろにされている気がします。

■競馬スタイルの例

 競馬スタイルとは何か? 実際にいくつか例をあげてみたいと思います。

(1)直感型スタイル

 新聞や競馬予想ソフトをみて、論理ではなく、直感で予想印を打てる人がこれに当たります。直感と言っても、 長年の競馬経験などをうまく利用して、合理的な決断を下します。
 決してでたらめな思いつきのスタイルではありません。このタイプは、博才にすぐれていると思います。

(2)理論型スタイル

 ある程度自分のロジックを持ち、その中で前日や当日にじっくりと予想を検討するタイプがこれに当たります。競馬経験や、 予想理論のロジックを自分なりに咀嚼して、予想印を打ちます。その時々で重視する要素が変わることもありますが、 基本的には自分の中のガイドラインに従います。

(3)システム型スタイル

 競馬開催日までに、予想のルールを固め、当日はできあがったシステムに基づき機械的に購入するタイプです。 自動運転で追い上げをする人も講義ではシステム型に相当します。
 システム型の特徴は、開催日当日に自分の裁量の入る余地がまったくないか、ほとんどない事です。すべてルールに基づき処理されます。

■吉田のスタイルは?

 吉田は基本的に(2)の理論型スタイルです。理論型として長年競馬をやってきましたが、どうも予想上手の馬券下手と言いましょうか、 いまいちパッとしません。それでも何とか回収率120%ぐらいで推移しているのが救いですが、 レース数を今よりも増やせば負けに転じる危険性も高いわけです。

 なぜか? いろいろ分析してみると、吉田の場合は競馬開催日も仕事をしているため、どうしてもながらが多くなります。 頭が切り替わっていない上、本質的に面倒くさがり屋なので、予想も簡単に済ませてしまう傾向があります。

 そのものぐさな性格が競馬ソフトを開発する同期にもなっているのですが(当日楽をしたいため)、冷静に考えてみると、 (3)が一番自分にあってるような気がします。実際、ロジックを組み立て、それを検証するのはさほど苦ではないです。 まったく新しいロジックを一から組むのはさすがに嫌ですが……。

 皆さんのスタイルはどれでしょうか? パフォーマンスがさほど伸びない方は、吉田のように間違ったスタイルかもしれませんよ。

コメント

長年直感型スタイルでやってきました。
「直感は誤らない。ただ判断を誤るのだ」といにしえの哲人の言葉がありますが、私の場合は直感も判断も誤りますので、何おか言わんかなの成績でした。

昨年よりオッズ競馬を始めてからは完全にシステム型スタイルになりました。人気薄から穴馬選出して機械的に上位人気にぶつけるという馬券法です。
穴馬はオッズソフト(シンドローム)から選び、上位人気馬はほとんど何も検討しません。
上位人気馬の情報(パドック解説、新聞情報、競争成績、馬場適正など)は極力排除しています。

一日に数多くのレースに参加しますので、そういった情報を分析して検討するのは大変疲れます。ある種苦行に近いものがあります。
なるべく疲れを残さず終わってみればプラスになっていたという感じが理想なので、今のスタイルになりました。
簡単に言うと「楽して儲けたい」という怠け者の考えですね^^;

で、成績は?というと、今のスタイルにしてから格段に良くなりました。


投稿者 たそがれ : 2009年04月24日 00:03

FXや株の世界では、ルールを決めてトレードをするのが常識に
なってます。競馬の世界も基本的は同じ鉄火場なので、やはり
システム化がよいと思っています。

もう少し落ち着いてきたら、シンドのSNSにシステム研究の
コミュでも作りたいと思います。

投稿者 吉田章太郎 : 2009年04月24日 23:50

自分は自動運転で追い上げて投票してます、ビスタでも問題なく動きました。シンプルパットの自動運転マニュアルを見て初めて上手くいきました(・∀・)

追い上げでの馬券購入はいつかは大敗するのが問題です、予想ソフトで買い目⇒シンプルパットで購入が一番プラス収支の近道なような気がします。

ただメカ音痴なのがネックですけど・・・・・

投稿者 初心者 : 2009年04月25日 08:40

そうですね。追い上げするにしても、単に人気で追い上げるより
一定の回収率があるソフトを使った方が、成果は上がると思います。
ただ、予想ソフトの成績が単勝1番人気よりも劣るのであれば、
人気追い上げの方が良いという結果になるため、難しいところです。

破産しないような戦略が必要ですね。

投稿者 吉田章太郎 : 2009年04月25日 13:07

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