サーバーPCの換装

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 GW中にやろうと思っていたことのひとつに、サーバーに使っているPCの換装があります。これまで、 AMDのGeodeNXという低消費電力CPU(SocketA)を使用していましたが、電源が逝かれたときに調子が悪くなり、 また今後FXの自動トレードや競馬の自動運転をこれらのPCにやらせようと思っていたので、リプレースを計画していました。
 で、5/4にようやく組み立てる時間が出来たので、今回はその組み立ての記録です。ちなみに写真がふんだんに盛り込んであるので、 ちょっと重いですよ。

■サーバーPCのスペック

  • CPU:Intel E5200 (Core2Duo)  …………… 6924円
  • メモリ:Transcend DDR2-800(2GB×2) ……  4280円
  • マザーボード:Intel DQ45CB ………………… 11409円
  • CPUクーラー:サイズ 忍者 弐 ………………  3280円
  • HDD:バッファロー SATA SSD 32GB ………… 8980円
  • 2.5インチHDDマウンタ ………………………… 1050円
  • 送料・消費税 …………………………………  1980円
  • 合計…………………………………………… 37903円

 光学ドライブは余っていたDVDマルチドライブを使用。ケースと電源は既存のものを使用。

■組み立て

 パーツ類はGWに入る1週間以上前に通販で購入。秋葉に買いに行ってもよかったのですが、最近はヲタ系の店ばかりで、 パーツショップが減ってます。わざわざ安い店を探すよりConecoなどの価格比較サイトを利用して、通販したほうが安いし、 時間の節約になると考えてフル通販です。唯一秋葉で購入したものが、2.5インチHDDマウンタですね。
 では、組み立ての様子を写真で紹介します。

(1)パーツ構成

パーツ構成

 今回、新規で購入したパーツ類です。Core2Duoを使った自作はメインマシンに続いて2台目です。 AMD系でもよかったのですが、今回はオンボードVGA、オンボードLANを利用することになっていたのと、 オンボードLANはやはりIntelチップセットが安定性が高いと考えたので、CPUもIntel系にしました。

(2)マザーボードはDQ45CB

マザーボード DQ45CB

 24時間稼働を前提としたPCですし、主な管理はリモート接続(VNC)なので、 オンボードおよび低消費電力なマザーボードを選択しました。Micro ATXのフォームファクターなのですっきりですね。 拡張スロットに何も差す予定はないので、これで十分です。

(3)マザーボードにCPU(E5200)を取り付け

CPUを取り付けたところ

(4)CPUクーラー忍者 弐を取り付け

 忍者 弐をマザーボードに取り付けたところです。前評判の通り、非常にやりづらかったです。もう取り外したくなくなる感じですね。

(5)マザーボードを横から見た図

マザーボードを横から見た図

 CPUクーラーの締め付けによりマザーボードがゆがんでます。こういうのを見るとなんだか心配になりますが、 ガラエポ基板の強度を信じて見なかったことにします。

(6)忍者 弐はやはりでかい

忍者弐はやはりでかい

 でかいです。忍者 弐。なんとかチップセットクーラーには接触していない模様。

(7)メモリとの干渉

 メモリが差せなくなったので、一度ファンをはずして、メモリを付けました。メモリとファンの間は5mmくらいしか開いてません。

(8)ケースに取り付け

ケースに取り付け

 ケースに取り付けたところです。HDDは全部で3台。ひとつはシステム用のSSDで、 残りはデータおよびアプリケーション用の320GB×2です。アプリケーションと分けたのは、 このPCはプライベートなFTPサーバーとして利用しているためです。FTPサーバーの公開は、 シンドロームの開発者や一部クライアントに限ってますが。
 ケースは古いものなので、ネジがバカになってたり、設計が陳腐化しています。しかし、 エアフロー改善のためにいろいろ穴空け加工などをしてきたケースなので、愛着はあります。 ねじ穴だけ直せればずっと使い続けても良いと思ってますが。

(9)稼働中のPC

 実際に稼働中のPCの写真です。データを移行させるために古いHDDを仮付けしています。 サーバー監視用に8インチ液晶モニタも買いました。1万円という値段を考えると、十分に役立ってくれてます。 今回ドライブ類はすべてSATAで接続していますが、適当な長さのケーブルがないためたぶついてます。 これは近いうちに秋葉で短いSATAケーブルを購入してきたいと思います。

 最後にCrystalMark2004によるベンチマークを載せておきます(なんかCPUが遅い)。

   Display Mode : 1024 x 768 16bit (None)

    CrystalMark :   67164

[ ALU ]             12444
      Fibonacci :    4581
      Napierian :    3282
   Eratosthenes :    1544
      QuickSort :    3015
[ FPU ]             13215
        MikoFPU :    1210
     RandMeanSS :    7996
            FFT :    2077
     Mandelbrot :    1910
[ MEM ]              9820
           Read : 4340.19 MB/s (  4340)
          Write : 1886.79 MB/s (  1886)
     Read/Write : 1841.59 MB/s (  1841)
          Cache : 17319.38 MB/s (  1731)
[ HDD ]             19619
           Read :  147.30 MB/s (  4946)
          Write :   88.57 MB/s (  3542)
 RandomRead512K :  136.94 MB/s (  4738)
RandomWrite512K :   54.10 MB/s (  2164)
 RandomRead 64K :   81.92 MB/s (  3276)
RandomWrite 64K :   23.84 MB/s (   953)
[ GDI ]              2721
           Text :      86
         Square :     685
         Circle :    1221
         BitBlt :     729
[ D2D ]              7250
   Sprite    10 :  819.07 FPS  (    81)
   Sprite   100 :  590.48 FPS  (   590)
   Sprite   500 :  263.69 FPS  (  1318)
   Sprite  1000 :  155.87 FPS  (  1558)
   Sprite  5000 :   36.60 FPS  (  1830)
   Sprite 10000 :   18.73 FPS  (  1873)
[ OGL ]              2095
  Scene 1 Score :    1252
  Lines (x1000) : ( 158937)
  Scene 1  CPUs : (     32)
  Scene 2 Score :     843
Polygons(x1000) : (  29843)
  Scene 2  CPUs : (     16)

 

コメント

メモ:
メモリを差し間違えて、Single Channelモードだったので、Dual Channelに変更。
CPUのベンチマークが低い理由は、Single Coreで動作しているせいかも。Dual Core Technologyは有効になっているのだが……。

投稿者 吉田章太郎 : 2009年05月06日 19:13

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