負けたときの気持ちの切り替え

Posted on :| コメント (2)

 競馬に限らず勝負事では、勝てるときもあれば負けるときもあります。「常勝」、「無敗」と呼ばれているのはマンガの中の世界だけで、 現実世界ではどんな達人も負けることがあります。特にギャンブルではこれが顕著に出ます。
 ギャンブルでは、「勝ちすぎたとき」と「負けすぎたとき」の気持ちをすぱっと切り替えて次に望むのが理想ですが、なかなかこれが難しい。

 吉田が競馬で大負けすることはあまりないため(1日の予算内で処理するため)、 競馬では前のレースの負けを引きずることは少ないです。それでも、大波乱のレースを寸前のところで逃すと、次に尾を引きます。 吉田が普段使っているのはフォーメーションですが、3種類の印を打ちます。軸馬の◎と、相手筆頭の○軸(◎-○-×だけでなく、 ◎-○-○の組み合わせも買います)、それにヒモの×です。○軸相手を間違えて10万馬券を取り逃がすと、すごくショックを受けます。

 こういう時は、次こそはと思って力んでみても、ショックで動揺し、冷静な判断が出来ないことがあります。競馬ではないですが、 FXで大きな損失を出してしまったときなどは、絶好のタイミングだと思っても、体が反応しないことがあるのです。

 こういう状態を乗り越えてこそ、一流と呼ばれるプレイヤーになれるのですが、そう思い通りにはいきません。

 ではどうすべきか? それは心を鍛えるほかないと思います。FXなどの投資の世界では「マインド」と呼ばれている領域で、 ひたすらトレーニングするしかありません。結局、筋肉と同じで、心の強さも地道なトレーニング以外ないのです。

 昔読んだ本に、「メンタルタフネス」という本があります。この本はピンチに陥ったスポーツ選手が、強靱な精神力で気持ちを切り替え、 ピンチをチャンスに変えているのはなぜか? と言うのをスポーツ科学の観点から分析したものです。
 自分の精神力を鍛えるには、筋肉がより重いウェイトを上げることで鍛えられるように、 オーバートレーニングの状態に精神を置く必要があります。とはいえ、なかなかこのような状態は作りにくいのは確かです。

 そこで次善の策ですが、次のような手を考えてみました。

  • 日頃から検証をきちんとする
  • 負けたときは、負けたレースの後検証をじっくりとやる
  • その日の敗北条件を決めておき、不運にも条件が満たされた場合はすぱっとやめる
  • 敗北のショックが長続きするようなら、賭け金を落として様子を見る

 最終的には、プロスポーツ選手のように、どんなピンチの時にも気持ちをすぱっと切り替えられるようにすべきですが、 その前段階として、上記を実行してみることにします。

コメント

「人間は感情に支配される動物である」歴史は繰り返すと言うがそうではなく、人間が繰り返すのだと誰かの本で読んだのを思い出しました。
 予習復習をおろそかにせず、イメージトレーニングに励みます。

投稿者 あわてんぼ : 2009年05月19日 01:00

ですね。
どのスポーツ選手も、練習なしで試合に臨む人はいません。
ギャンブルを一段階上に持って行くには、練習が欠かせない
ということですね。

投稿者 吉田章太郎 : 2009年05月19日 20:21

コメントフォームに記入し投稿してください





Search
最近の記事
カテゴリー
過去の記事
Comments
TrackBacks
Feed
Powered by