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　時間の使い方については、吉田はずいぶんと長い間研究してきました。タイムマップを作って時間割にしてみたり、 GTDで効率的にタスクを処理したり……。

　タイムマップの中でも、夜間の時間帯の使い方には本当に苦心してきました。夜間は昼間に仕事をしている場合は、 すでにかなりのエネルギーを消費しており、あまり面倒なことはしたくありません。しかし、時間だけは結構まとまってあったりします。 この無駄に過ごしてしまいがちな時間とあわせて、やる気のでない時間の過ごし方を考えてみます。

　まず、時間を4種類に分けてみました。それぞれの時間帯別にするべき事を箇条書きで羅列しておきます。

(1)気力の充実している時間

• エネルギーに満ちているため、何でも出来る
• 単純作業よりは、頭を使う作業向き
• 大事な仕事をする
• メール処理など非生産的な作業はもったいないので、エネルギーのピーク時にはやらない

(2)だれている・眠い時間

• 気力、エネルギーともに不足気味。なんか気が乗らない
• 眠気が襲ってきているので、あきらめて短時間の休憩を取る(仮眠？)
• 外出など体を動かす行為をする
• やる気があるが、眠気がある場合は仮眠
• 仮眠はやり方を間違えると、返って体が疲れる

(3)やる気のでない時間

• (2)との違いは眠気がないこと
• 単純作業をする
• PCなどのメンテナンス
• 掃除
• 気持ちがネガティブになっているので、メール等の処理には向かない(イライラする)

(4)夜間

• 1日の仕事が一応終了した時間と定義
• 心身共に疲れている可能性が高い時間帯
• WebサイトやBlogの記事を書く
• あまり重要でない検討事項を処理する (重要事項は(1)で処理)
• Blogや雑誌、本を読む

　会社勤めの場合には実行が難しいものもあります。その場合は、自分でそれに該当するタスク、作業を考えてみてください。 特に朝からやる気が出ない日や、やる気のでない時間帯に、だらだらと２ちゃんねるやBlogを読まないようにする事が重要です。 やる気のない時に、この手のことをすると返って落ち込むことがあります(笑)。

　ちなみに吉田のお薦めは、PCのバックアップやメンテナンスです。この手の作業はやらないと行けないことですが、 気力やエネルギーが充実しているときにするのは、もったいないです。