会話のキャッチボールを考える

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 よほどの世捨て人でない限り、我々は常に他者と関わり合って生きています。例えば、家族や職場の同僚、お客さんなど。よく、 会話はキャッチボールにたとえられますが、実は鏡ではないかと感じることもあります。

 人間は感情的な生き物ですから、相手からきつい一言を浴びせられれば、いい気はしません。 そうなるとこちらも言葉や態度にネガティブなリアクションを込めてしまいます。

 例えば、あなたが売店の定員だったとして、横柄だったり、 ぞんざいな態度を取っていた客が商品をまけてくれと言われたらどうでしょうか? あるいは何かをおまけしてくれとか。たぶん、 応じないと思います。

 この例えは極端ではないと思います。というのも、よほど人間が出来ていない限り、自分にきつく当たったり、 不愉快にさせる人のために何かをしようとは思わないからです。

 冒頭で述べた「鏡」の真意がここにあります。相手からよりよいリアクションを引き出すには、 まず自分自身がきちんと会話する必要があります。自分が相手に取った対応で、その後のリアクションが決まる。つまり、「鏡」というわけです。

 

コメント

 言葉のキャッチボール、よいフレーズですね。いい相手とならば頭の中が整理され新たな考えが浮かぶときもあります。
 そういえば、言葉とは氷山のようなもの…とどこかで読みましたが続きが出てこない   ちょっと調べてみます

投稿者 あわてんぼ : 2009年07月06日 02:49

ブレインストーミングですね。
アイディアの仕込みは一人でないと出来ませんが、よいアイディア
は人との会話の中で気づくこともあります。

なるべく、良質なコミュニケーションを心がけたいものです。

投稿者 吉田章太郎 : 2009年07月06日 19:14

 言葉は…の続きですが、
言葉では伝わらないものが確かにある
しかし、それは言葉を使い尽くした人だけがいえることである
言葉は心の海に浮かぶ氷山のようなものだ
海面から浮かんでいる部分はわずかだが
それによって海面下に存在する大きなものを知覚したり感じ取ったりすることが出来る
 
 言葉は大事に使いなさい
そうすればただ沈黙しているよりも多くの事をより正確に伝えることが出来る
     …でした
 会話のキャッチボールは確かに鏡かもしれませんね、自分の心を映し出す魔法の鏡

投稿者 あわてんぼ : 2009年07月09日 01:24

昔から「言霊」と言われてますし、戦国時代には「言合戦」という
形態もあったようです(笑)。言葉には何らかの力があることは
確かだと思ってますが、修行が足りないのでよく失敗します。

投稿者 吉田章太郎 : 2009年07月09日 20:47

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