シンプルぱっと2を久々にメンテ

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 今年もいろいろとプロジェクトが平行に走っており、まさにダブルヘッダーです。こうなると、あるプロジェクトが一段落したら、 しばらくそちらを休止して、次はこのプロジェクトといった感じで分けていかないととても仕事が終わりません。
 シンプルぱっと2も、Expertのベータ版リリースで一区切りでしたが、ベータテストプログラムでいろいろと要望もあがってきたので、 久々にコードをメンテしました。

 最近はもっぱら.Netのプログラムを書いてただけに、ひさびさのVB6はちょっと不便に感じました。 ボタンの位置の微調整をする場合、VB2005ならカーソルキーで出来るのですが、VB6ではできないため、数値で入力する必要があります。

 Tabキーを押したときに、コントロールにフォーカスが移る順番を指定するタブインデックスも、 VB6では数字で入力しなければなりません。その上、タブコントロールを使ってた場合、ページ毎に番号を打てないので、 場合によっては数百の番号を管理する必要があり大変です。

 なにより不便に思っているのが、VB6の場合、ひとつのモジュールに使用できる動的変数は32KBまでなので、 これを越えてしまった場合はプログラムの作り方を変更しないと行けません。三連単が導入されたときに、この制限に引っかかり、 この時は単勝~三連複までを同じモジュールで宣言し、三連単はひとつだけ独立して宣言しました。

 今回はレースフィルタに条件を追加したところ、32KBの制限を超えてしまったため、 フィルタの総数を減らさざるを得なくなりました。

 まぁ、今後新規で作成するソフトは、VB6を選択することはないので、既存ソフトのメンテのみと割り切れば良いのですが。ただ、 IPAT通信は、IEコンポーネントを使っているシンプルぱっと2の方が、VB2005(.Net Framework2.0)で作ったソフトよりも早いです。この辺は考えどころですね。

 さて、今回の修正とあわせて、簡単なネットブック対策をしました。ネットブックは安いのでモバイル用に利用する人が増えてますが、 パソコンと同じ役割を期待すると肩すかしを食らいます。これはメーカーの宣伝姿勢に問題がありますけど。
 CPUはシンプルぱっと2のような軽めのアプリを実行するには、まったく問題はありません。しかし、やはりネックになるのは解像度です。 特に縦の解像度が600しかないため、シンプルぱっと2を利用すると、画面の外にOKボタンなどが表示され、設定が出来ないことがあります。

 これを解消しました。Expert以外は、イベントの設定にそこまで解像度は必要ないので、 通常版では画面サイズを自動的に縮小するようにしました。あとは、MDIウィンドウ内の問題なので、 最大化を解除してスクロールバーで解決です。

 

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