勝ちたいならまず環境を整えるべき

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 「弘法筆を選ばず」という諺があります。確かに含蓄のある言葉ですが、凡人はやはり道具もきちんと調えるべきかと思います。 と言ってもレッスンをせずにゴルフクラブばかりを新しくすると言う意味ではなく、競馬やFXなどの勝負事で勝つための環境を指します。

 FXをやっていて思うのは、チャートソフト(MetaTrader4)に表示しているインジケータ以外は、 既存品を中心に構成されているため、自分が満足する環境にはほど遠いと言うことです。また、ディスプレイはマルチディスプレイですが、 ソースコードを書くことを主眼に置いているので、縦置きです(1200×1600)。縦表示はチャートを見るにはあまり向きません。

 競馬はというと、検証ソフト、予想ソフト(2本)、投票ソフト、周辺ソフトすべてが自作ソフトで構成されています。 常用ソフトで自作以外のものはTARGET-JVとEveryDBですが、どちらも直接競馬開催日には使わないソフトです。
 と言うことは、競馬に関しては人もうらやむ環境を構築していると言えます。

 FXの場合は、売り買いの注文はブラウザ上で行います。これはこれで特別なソフトを用意しないで便利なのですが、 タブブラウザを利用していると、別のサイトが開けません。 吉田はTickチャートと呼ばれる最も早いスピードで更新されるチャートも見ているので、それ用にも画面が必要なのです。
 また、売買注文を入れるソフトは、証券会社によってまちまちです。これが使いづらいものが多く、カスタマイズできればと思っています。 瞬時に注文を入れるには、マウスよりもゲーム用のコントローラ(ジョイスティックなど)の方が早いと思ってます。しかし、 それを利用する術はありません。

 では、どんな環境を構築すべきか? 人によって違うと思いますが、吉田が考える環境について触れておきます。

(1)投票環境

 何はともあれ、スムーズに投票が出来る必要があります。IPATをブラウザで開くという手もありますが、 締め切り直前でも欲しい情報を瞬時に見られますか?
 また、投票手順は出来るだけ簡素化されている必要があります。

(2)予想環境

 予想に関する情報は、出来るだけひとつの場所に集約されているのが望ましいと考えます。 あっちもこっちも見るのはあまりよい状態ではありません。昔、紙に印刷していた頃は、A4用紙1枚に必要な情報をすべて印刷していました。
 ソフトを使っている場合は、何とかメインのソフトに集約できるように工夫する必要があります。予想印やマーキングなどの機能があれば、 それらを積極的に利用できるようにしましょう。

(3)検証環境

 開催日当日に、予想ロジックや戦略をあれこれ考えていては勝てるはずがありません。自分が勝てるメソッドは、 開催日前日までにきちんと構築しておく必要があります。この戦略を整える作業に必要なのが、検証環境です。 自動で検証できる環境が望ましいですが、それが無理なら、目で見て検証できる環境を整えるべきでしょう。 過去のデータを掘り下げて見られる環境が必要です。
 吉田はデータベースを利用しています。

(4)記録環境

 馬券の収支や予想印など、過去の記録はきちんと保持できるようにしておきます。また、 必要があればレース結果に対するコメントや次に繋がる記録を残せるようにしましょう。記録の蓄積というのは重要です。
 また、単なる年間収支を見るだけに成り下がっている収支管理ですが、的中率や回収率の情報は、 新たな戦略を立てるときにとても大事な情報になります。最低限、Club A-PATには加入して、 自分の成績を振りかえれるようにしておきましょう。

 競馬では上記はすべてそろっているのですが、FXでは欠けているものが多いです。競馬環境にしても、 長い時間を掛けて熟成してきたものですから、今年の1月から本格的にはじめたFXと比べれば雲泥の差があるのは分かってます。
 だからこそ、環境をきちんと整えておく重要性について実感しているところです。

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