あなたはホームラン派? 内野安打派?

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 もちろん野球のことではありません。「ホームランとはでかい万馬券狙い」のことで、 「内野安打は比較的堅い馬券をコツ事と当てるスタイル」のことです。
 理想的には、荒れそうなレースはホームランを狙い、そうでないレースは内野安打を狙うのが効率的のように思えます。

 しかし、本当にそうでしょうか? これは当Blogでも再三触れている競馬戦略に絡む部分です。実際にやってみれば分かりますが、 内野安打狙いと万馬券狙いでは、必要とされる資金量が異なります。三連複を20点ぐらいならばどちらにもコンバートできますが、 三連単万馬券にフォーカスしている場合は、1レース当たりの資金量がだいぶ変わってきます。

 特に三連単で10万馬券、100万馬券を狙うような場合は、1レース当たりの購入点数は軽く100点を越えます。 内野安打狙いの場合でも、1レース1万円の予算を投入できるなら、計算は同じになりますが、1日2万円程度の予算を組んでいる場合は、 1レースに1万円も投入できません。

 競馬で160億稼いで国税が入ったUPROの例を見ても、三連単万馬券狙いは勝てる戦略ですが、それは十分な資金があってこそです。

 吉田は、競馬の醍醐味は万馬券にあると思っています。馬連時代は年間30本GET出来れば、 万馬券ハンターという専門家の称号を得られました。しかし、三連単時代では、三連単は万馬券にならない方が珍しいので、 年間30本では足りません。人によっては1ヶ月30本でもまだ足りないというかもしれません。

 その他の馬券を専門に狙うという手もありますが、万馬券発生率では三連単が群を抜いています。それだけ難しい馬券だとも言えます。 ホームランを狙うにも、JRAがホームランを狙える配球をしてくれないことには、ホームランは打てません。 三連複でも大きな配当は得られますが、三連単に比べると圧倒的に出現数が少ないのです。

 ではどうすべきか? 

(1)自分の狙いゾーンの発生期待値が高いレースだけをやる

 例えば、万馬券を狙う場合は、波乱傾向があると思われるレースだけをやります。圧倒的な1番人気のいるレースはケンします。 単勝1倍台の馬が飛べば、高配当が期待できますが、高い確率で圧倒的な人気馬は馬券になります。
 逆に内野安打を狙う場合は、3番人気までの馬が2頭は入りそうなレースだけを選びます。 レースの取捨選択は結構おざなりにされている部分ですが、回収率、的中率をアップさせるには大事な要素だと思います。

(2)レースによって戦略を切り替える

 荒れそうなレースの場合は、ホームラン狙い。そうでない場合は内野安打と戦略を切り替える方法です。 この記事のテーマにもなっている部分なので、矛盾していると感じるかもしれませんが、資金戦略と、 戦略切り替えの条件をあらかじめ決めておけば、行けると思います。
 ただし、十分な資金がない場合は、三連単との切り替えは難しいと思ってください。

 狙う万馬券は、馬単か三連複になります。どちらも点数が20点前後であれば、内野安打狙いの戦略と両立は可能でしょう。

 今回触れた件は競馬においてかなり重要な部分だと考えていますが、その場その場で対処していることが多いのも事実です。是非、 自分の戦略を考え直してみてください。

コメント

私の場合は、ホームラン派でも、内野安打派でもありません。私の長年の経験では、データや情報から判断して順当レースと判断したレースが、大荒れで万馬券となり、何でこんな馬が来たのか?信じられないケースが度々ありました。恐らく多くのご同輩も同じ思いをされたことがあるのではないでしょうか。私のように、資金的に恵まれないウマキチの馬券戦略は、如何に回収率を100パーセント以上に
もっていくかに視点を置き、他人の物まねではなく
あくまでも自分の考えた戦術を練り上げていくか。
そのためには、巷にあふれている多くの情報やデータを自分の目で確かめ、選りすぐり、自分なりの「必勝法」を構築していくことが大切だと考えます。これからG1レースが続きます。楽しいですね。吉田さんの情報に大いに期待していますよ!

投稿者 副将軍 : 2009年10月14日 19:30

吉田の情報には商品も含まれているので、出しても問題ないもの
しかこちらには出せませんが……。

ちなみにこの記事が言っていることは、馬券の買い方と戦略です。
一番真っ先に明確にすべきことは、予算であり、これをどう配分し、
回収していくかと言うことです。順当と判断したレースでもその点が
意識され、1レースあたりの賭け金がぶれなければ問題ないと思います。

投稿者 吉田章太郎 : 2009年10月16日 14:49

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