言葉は相手次第。コミュニケーションの妙

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2月に入って、仕事の追い込みに追われている吉田です。今回はちょっと視点を変えてコミュ二ケーションについて書きたいと思います。
コミュニケーションは、世捨て人のように人里離れた山奥や孤島にでも暮らしていない限り、絶えず発生します。しかし、コミュニケーションは案外とやっかいな代物で、時にはこれが元にトラブルになったりします。
人間関係のトラブルの9割以上はコミュニケーションに起因していると考えています。

ほとんどの場合、コミュニケーションを取るには電話や直接対話による会話で行います。しかし、言葉というものが、実は話した本人の意向ではなく、受け取り手の方に主導権があることに気づかないケースが多々あります。

もちろん、話している人は、その人の意見や言わなければならないことを話しているので、見かけ上は主導権を握っています。でも、その言葉が何かを使えるためのコミュニケーションの手段であるなら、主導権は聞き手に移ります。

聞き手は話し手の言葉を耳で聞き取り、自分の頭で解釈します。ここで伝言ゲームのような作用が働きます。つまり、話し手の真意や意図が聞き手に正しく伝わっていない可能です。

ここで聞き手からのフィードバックがあれば、話し手は自分の真意が正しく伝わっているかを検証できますが、それすらしない話し手、あるいはセミナーにように多数を相手にした場では検証できないこともあります。
真意が伝わらないだけならともかく、言葉尻や誤解などにより、聞き手の心証を損なうこともあります。これが元で人間関係のトラブルになります。

最近、サポート掲示板などでも、真意をつかみかねる質問や、エスパーにならないと無理的な書き込みを見かけます。

ではどうするべきか?

  1. 自分の言葉が相手にどう受け取られるか、伝える前に考える
  2. 必ず、相手からのフィードバックを貰う
  3. 感情的な表現は避け、相手の気持ちに配慮する(感情的な反応には、感情的なリアクションしか返ってきません)
  4. 主導権は、聞き手にあることを意識する

一言でまとめるなら、コミュニケーションは双方向だということを自覚することですかね。いろいろ人間関係には悩みを抱えているので分かりますが、コミュニケーションは難しいものです。

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