プログラマの役割は言語化すること

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プログラマやシステムエンジニア(SE)と呼ばれる人の最大の仕事はなんでしょうか? 吉田は、顧客やユーザーの要望を言語化することだと思っています。

言語化とは、要望を明確な形として定義する作業を指します。つまり、こういうソフトが欲しいとか、こういう風にしたいという思いを丁寧に拾い上げ、あなたの言っていることはこういうことですよね? と再提示する作業です。

以前に、2ちゃんねるとかで、「○○ということですね、わかります」という書き込みが流行っていましたが、これとはちょっと違い、文章や口頭で説明された言葉を箇条書きに置き換える作業といった感じです。

昨年からFXの自動トレードシステムの開発をしているのですが、ロジックを再現するときに言語化されていない部分を痛感することが多々あります。
この言語化されてない部分で、パフォーマンスの差が出たり、本来の意図と異なることがあるのです。

プログラマという人種は元々存在しないものを作り上げるため、「イメージ」できるかが非常に大事な部分だと思っています。ソフトやプログラムを作るとき、いきなりキーボードを叩いて作り出すのではなく、まず頭の中でイメージし、完成像を作り上げます。

これが出来ないとプログラムは作れません。通常はここから仕様書を起こしたりします。

しかし、言語化するという作業は、かなり難しく、大きくギャップを感じることもあります。

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