ソースコードを整理する意味

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吉田は自慢ではありませんが、あまり記憶力には自信がありません。しかし、そうは言っても、職業上複数のプログラムのコードを管理する必要があります。他人のコードを管理する場合もそうですが、ソースコードのどこに何が書いてあるかを把握するのはかなり重要なことです。
これが分からないと、修正箇所も追加箇所も特定できません。

ずっと同じコードをいじっていれば記憶力に自信がなくても、すぐに目的の箇所にたどり着けますが、複数のコードを管理していて、しかも以前触ったときから時間が経っているものは、どこをいじればいいかがぱっと浮かばないことがあります。

また、ひとつのコードを複数人で修正する場合は、第3者が自分のコードを見たときに、構造をつかみやすくしておく必要があります。
関数レベル、プロシージャレベルではさほど問題にはなりませんが、プログラムレベル、クラスレベルの構造を把握するのは結構骨が折れる仕事です。

そういう事態に備えて、ソースコードを整理するという作業は大きな意味を持ちます。普段プログラムに触れない人は、実行ファイルだけを触っているので、あまりこの問題には関心がないかと思いますが、いざバグが出たり、追加修正を依頼されたときには作業時間そのものにも差が出る問題です。

今はひとりで書いていることが多いのですが、自分が人を雇ったり、チームで仕事をしたときには重要な意味を持ってきますので、異常オッズ分析ソフト「シンドローム2」と、為替用のソフトのソースコードのメンテナンスをぼちぼちと始めたところです。
とりあえず、シンドロームの方は、8月以降いっしょにソースコードをいじる事が決まっているので、7月中の懸案となっています。

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