エネルギーを意識してタイムスケジュールを組もう

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 仕事をしている人なら、エネルギーに満ちあふれ、仕事の能率がアップする時間帯と、 どうも眠かったり気力がなくなって効率が落ちる時間帯があることを実感していることでしょう。
 この気力ややる気を仮に「エネルギー」と評しますが、エネルギーと時間は深い関係があります。

 生理学的なことやバイオリズムの話は専門家に譲りますが、毎日規則正しい生活をしていると、頭がさえ渡り、 能率もアップしている時間もほぼ規則正しく訪れます。

 朝起きた時は、エネルギーが低い状態です。寝ぼけていたり、 空腹により体内のエネルギーは欠乏しています(ダイエットのための運動には向いてるみたいです)。朝食を取り、身支度を調えたりして、 ある程度時間が経過してくると、体温の上昇とともにエネルギーが満ちあふれてきます。

 吉田の場合は、だいたいAM9時ぐらいになると活動可能なエネルギーが充満します。 そしてAM11時半ぐらいまでその効果は持続します。
 朝型で生活している人なら、だいたい吉田と同じ経験をされているでしょう。

 昼食を取ってからは、エネルギーは一時的に低下します。ここで眠気が襲ってくるためです。 この眠気は生理学的にも説明されている眠気のため、回避するには仮眠を取るなどし、眠気を強制的に排除する必要があります。ただし、 寝過ぎたり、爆睡すると頭が半覚醒状態のようにボーとするので注意です。

 午後の時間は人によってまちまちですが、昼食によりカロリーを摂取していても、エネルギーは下降していきます。 午後6時くらいから8時ぐらいまでまた上昇するそうですが、会社員であればこれは残業時間に相当するため、 出来ればこの時間の前にピークを持って行きたいところですね。

 吉田も会社員時代にタイムスケジュールをいろいろ調整してみましたが、あまり効果はありませんでした。 ここはパレートの法則よろしく、20%の時間で成果の8割をたたき出すしかないでしょう。 重要な仕事はもっともエネルギーが充実する時間に済ませ、あとの時間はあまり重要でない、 あるいは惰性でも出来そうな仕事をまとめておきます。

 以前から、活動の時間割=タイムマップの作成を勧めてきましたが、 単に習慣でそれぞれの活動の時間を割り当てるのではなく、エネルギーのサイクルにあわせてタイムスケジュールを組みたいものです。

 例えば、吉田の場合は

  • メールチェックは基本的に夕方(競馬開催日を除く)
  • サポートも夕方
  • 朝9時前に読書をして、新しい知識を蓄える
  • 夜9時以降は、その時々の研究テーマにあてる(出来るだけ、仕事をしない)

 と言うようにしています。メールチェックについては、いろいろ職種によりタイミングが難しいところもありますが、 営業職でもたいていは

  1. 朝一
  2. 正午
  3. 夕方

この3回チェックすればまず仕事が回ると思います。 そもそもメールは本当に緊急な場合には利用されません(電話番号が公開されてる場合)。ついつい外部との連絡手段だと言うことを意識して、 過度にメールチェックしてしまいますが、メールチェックがあなたの主要な仕事でないなら、出来るだけ効率的なタイミングを見つけるべきです。

 あと、吉田のように朝一で読書をするのは、会社員の方は難しいかもしれません。通勤電車がゆったりと座れるのであれば、 その時間を読書など新しい知識を広げる機会に出来ますが、満員電車であれば読書は難しいでしょう。 オーディオを利用した学習方法もありますが、劣悪な環境での学習なので効果のほどは疑問ですね。

 時間管理には黄金パターンというものは存在しません。人それぞれのライフスタイルにあわせて、 常に自分なりにカスタマイズする必要があることを忘れないでください。

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