内なる自分と向き合う時間

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 何かの問答のように聞こえますが、要は外部の情報を遮断した状態で、自分自身のことを考える時間のことです。以前に 「頭の棚卸し」と言う記事を書きましたが、これも内なる自分と向き合っている時間の一種です。

 吉田は休み(定休日は毎週水曜日)の日に特に予定がなければ、自分と向き合うために喫茶店に行きます。嫁と子供が出かけていれば、 うちにいる方が静かなのですが、家のなかにはPCやゲームをはじめとしてさまざまな誘惑アイテムがあるため、喫茶店に行きます。
 これは落ち着いて考えられる場所であれば、どこでも良いと思います。

 そこで今抱えてる問題やビジネスの構想、優先すべきことなど、 そのときに心にひっかかっているテーマを取り上げて考えます。なお、喫茶店でこれを行う場合、 時間帯と店によっては声の大きなおばちゃん達に邪魔されることがありますので、場合によっては耳栓が必要です。

 今日吉田が考えてきた内容の一部を例に取ると、「今の自分の価値基準」について考えてきました。 仕事のことや自分が何をすると一番うれしいと感じるのか、ソフト開発に対するスタンス、サポートのことなど、 とりとめもなくマインドマップにまとめました。

 ここで重要なのは、本心を書くことです。別に誰かに公開する訳じゃないので、 嫌いなものは嫌いと書くのです(ちなみに吉田は今サポート関連は嫌いなことに入ってます)。

 次に書き出した内容について、細かく見ていきます。例えばソフトサポートについて、「なぜ自分はイヤだなと感じているのか?」 を出来るだけ客観的に評価して分析します。すると、「同じような質問が多い」とか、 「質問するときに必要事項を記入してくれない」とか、ストレスに感じている部分が見えてきます。
 それに対してどうすればいいかを考えるのです。
 また、吉田は仕組み化やシステム化にも取り組んでいるので、サポートの観点から、どうすれば効率よく、 しかもユーザーからしてみたときに十分な情報提供が得られたと感じるのかなどを考察します。

 このようにそれぞれのテーマについて、

  1. 思っていることをそのまま書き出す
  2. 書き出されたことについて、客観的に評価する
  3. 対策を考える

と言ったプロセスを実施し、今後の行動指針などを決めます。一番大切なのは、 それぞれのテーマについてじっくりと考えることです。忙しい現代社会では、 会社の仕事の問題については考えるかもしれませんが、自分自身が抱えている問題や悩みに付いてまで深く考えることはあまりありません。 なので、それについて考える時間を作ることが重要だと思っています。

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